同じ四柱推命なのに流派でこんなに鑑定結果が変わる!?生まれ時間と日付変更線の話
今朝、とある人から
四柱推命の色んなサイトで調べたら
鑑定結果がバラバラになるんです
なんでですかー?流派で変わるんですか?
と連絡がありました。
そうなんです。
四柱推命って色々な流派があって
人気の鳥海流は生まれ年・月・日の三柱で
算命学の要素が強く、星占いに近くて楽しい
中国の元祖四柱推命「八字」により近く
難解な泰山流・子平流などがあります。
他にもたくさんあって、それぞれの流派で
星の出し方が変わるんですね。
「淵会子平」「三命通會」「星平會海」
「滴天髄」「窮通寳鑑」とか小難しい
中国の原書を解読する上で、解釈の違いが
必ず出てきますし、本流の中国でも
時代とともに変わってきたりしています。
今日の方は1983年4月13日23:10生
鳥海流ですとこちらで、時柱は「戊子」
違う流派(泰山流)では、23時(子の刻)から
日付が変わると考えるので
23時以降生まれは、4月13日の干支「辛未」
ではなく14日の干支「壬申」に変わるんです。
日干は自分を表しているので
それが変わるって結構大きい💦
日干が変わると、それを基準にして出す
時間の柱も変わってくるので2本柱が
変わってしまうことになります。
1日は24時間ですが、その日付変更線を
どこに置くかが流派によって違うので
今回の方は結果が変わってしまいました。
ちょっと絵がガヤガヤしていますが(笑)
こんな風に、2時間ごとに
十二支が割り当てられています
丑満時とか丑の刻参りって
聞いたことないですか?怖いやつね😅
一刻は2時間なので、半刻で1時間
丑満時=丑の刻2時間を30分ごとに4分割して
その3つ目の、夜中2時半をいうんですね。
で、見て分かる通り、日付が変わる0時は
子の刻のど真ん中
そこで、議論されてきた「子の刻問題」
日が変わるのは0時という考えと
子の刻が始まる23時という考え
子は始まりを意味していますから
本来の「鼠」という漢字ではなく
終了の「了」と始まりの「一」を合わせた
「子」という漢字を当てられているので
やはり23時が始まりなのかな?と
考えるのが普通かなと思います
十二支の途中でぶった切るのは変
じゃないの??ってことです。
偶数の時間帯に生まれた人は
刻が変わることもないし心配無用ですが
刻の分かれ目あたりに生まれた人は
正確に時刻を出さないと、刻が変わったり
子の刻と亥の刻の境なら、日も変わることも
あるってことなんです🙄
そうすると、時差も考えないと!よね?
日本の時間は明石が基準に決められていて
実際の時間には👇こんなに開きがあるんです
例えば、23時20分に石垣で生まれた人は
−43分しないとだから、前日の22時47分に
逆に22時45分に北海道根室で生まれた人は
プラス42分なので、23時27分生まれになる
生まれ日が変わり、時間の柱も変わる!!
これだけ細長い日本の中で時差がある
のは当然のことですよね。
地球の自転で1日を決めているので
簡単に端折るのも良いけれど
自然の流れに一番近づければ
それだけ精密度が増すってことです。
23時生まれの方で、鑑定がバラバラで
困ってる人はより正確に
鑑定しにきてくださいね☺️
Youtubeでも説明しています
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